160824book茨城県北芸術祭の「公式ガイドブック」がいよいよ8月25日に発売されます。
9月17日から、茨城県北6市町(日立市、高萩市、北茨城市、常陸太田市、常陸大宮市、大子町)を、最先端の現代アートが彩る『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』が開幕します。
テーマは「海か、山か、芸術か?」。総合ディレクター南條史生(森美術館館長)のもと、キュレーターを四方幸子(東京造形大学・多摩美術大学客員教授)、アソシエイトキュレーターを金澤韻(インディペンデントキュレーター)が務めます。
『常陸国風土記』には「常世の国」と記されるなど、古くから豊かな自然と文化に恵まれた茨城を舞台に、アートと自然と人々が織りなす新たな物語。この芸術祭をより楽しむための、出品作品の詳細や茨城県北地方の文化・歴史、食を網羅したガイドブックです。
事前の下準備に、現地でもってまわるにも便利なハンディサイズで綴じ込み地図もついています。コンテンポラリーアートってなんだか難しい?という方にも、それぞれの作品をどう見たらより楽しめるのか、全出品作品の見方を分かりやすい言葉で解説しています。
日本最大規模で開催される茨城県北芸術祭です。その全体像をつかむには必携の書です。

【内容紹介】
・グラビアで見る茨城県北の四季
・〈寄稿〉なぜ茨城県北なのか? 南條史生総合ディレクターから
・〈寄稿〉茨城県北芸術祭が目指すもの 橋本昌茨城県知事からのメッセージ
・〈インタビュー〉四方幸子キュレーター、金澤 韻アソシエイトキュレーター ~茨城県北芸術祭をより楽しむための10のポイント~
・〈鼎談〉猪子寿之×中田英寿×南條史生 岡倉天心 ~現代アートへ続く日本文化の魅力
・〈鼎談〉落合陽一×大栗博司×四方幸子 ~科学と現代アートの可能性
・〈鼎談〉テア・マキパ×中沢新一×金澤韻 ~環境とアート
・〈インタビュー〉芸術祭テーマソングに寄せて やくしまるえつこ
・〈インタビュー〉県北の名建築 日立駅をめぐって 妹島和世
・現地視察アーティスト同行取材
〈海側〉日立市:和田永、高萩市:伊藤公象、北茨城市:日比野克彦
〈山側〉常陸太田市:石田尚志、常陸大宮市:内海聖史、大子町:木本圭子
・楽しく効率的に回れるモデルコース
・6市町それぞれの展示作品および町の文化や食べ物所、お土産物ショップを紹介
・〈芸術祭を巡る旅の便利帳〉列車時刻表、緊急連絡先、宿泊先一覧等
・綴じ込み地図(切り取り可能)