リビングルームin鯨ケ丘
9月10日、「リビングルームin鯨ケ丘」が、県北芸術祭を目にスタートしました。
北澤潤さんが、これまで国内外で展開してきたプロジェクト「リビングルーム」。空き店舗を使用し、地域の人々が持ち寄った家具や日用品を配置することで、街なかにオープンな「居間」が出現し、モノの交換や人の交流を通して予測できない空間や出来事が生まれていきます。
リビングルーム鯨ケ丘
創造的なコミュニティー形成のきっかけ作りに取り組む美術家である北澤さんは、リビングルームを開き、見守る役割であり、そして生まれた空間や雰囲気は、地域によって毎回異なります。
鯨ヶ丘ではここ(旧衣料品店コウワ)が、地域の人々の協力のもとリビングルームに変身。普段からもイベントが盛んで「リビングルーム」的マインドあふれるこの地で、どのような場が生まれるか、楽しみです。

リビングルームin鯨ケ丘
当然、リビングルームは“無”の状態から始まります。
この日、北澤さんらは、鯨ケ丘の商店街を回りました。
真っ白なリビングルームに、鯨ケ丘の人たちの思いが困った家具や電化製品、置物などが次々に運び込まれてきました。足踏みのオルガンや、ミシン等が運ばれてきたのには感動しました。

D-13 P135 北澤潤(リビングルーム鯨ケ丘)
リビングルーム鯨ケ丘:常陸太田市東二町2231