ミハイル・ボイトラーさんの作品
ミヒャエル・ボイトラーさんが、常陸大宮市の空店舗で、作品制作を行っています。
ゲームセンターだった高い天井をダイナミックに使って、大きな構造物が立ち上がりました。日本の宮大工さんの匠の技術がこの作品には生きています。釘や針金、ボルトなど金物を一切使わない、こだわりの構造です。
竹を使って格子状に網を編んだり、その網に和紙を張ったり、和紙に墨汁で柄をつけたりするなど、ボイトラーさんの奇想天外な世界が出来上がっていきます。
ボイトラーさんの作品
去年の夏、ベルリンのハンブルガー・バンホフでミヒャエル・ボイトラーのMoby-Dickを見て圧倒された。あの入ってすぐの、巨大な空間を自由自在に使って、彫刻を筆みたいにして、作り上げた街のようなインスタレーション。ありとあらゆる素材が信じられないようなやり方で加工されて、歩けば歩くほど発見のある細部が好奇心を刺激してきた。欧米で起業家はアイデアに行き詰まると美術館に行くっていうけど、まさにこういうのを見に行くんだなと思った。
そのボイトラーは、声をかけたら「日本にずっと行きたかった、障子からヒントを得たりしてたんだ」と喜んで県北芸術祭に参加してくれることになった。しかも「現地のみんなに、どんなのを作るか説明する会、やろうか?」と嬉しいオファー。それで水曜日、8月17日は常陸大宮ロゼホールで現地説明会です。なのに。いまいち情報が行き渡っていない模様。。もったいない。いろいろな意味で。だから情報拡散希望!伝えてください。来て下さい!
(Kodama Kanazawa 2016/8/14)


ボイトラーさんの作品
竹を網み、墨汁で染めた和紙を張る

ボイトラーさんの制作風景
9月5日に来日し、地元の宮大工さんに弟子入り?

ミヒャエル・ボイトラー(ジョイ・センターの客)
1976年ドイツ生まれ/在住
日常生活にありふれた素材を、驚くようなやり方で変貌させ、大規模な彫刻空間を作り出すミヒャエル・ボイトラーが、常陸大宮市の旧ゲームセンターの空間に挑みます。もともと日本の障子の技術などからインスパイアを受け、自身の彫刻に活かしてきたというボイトラー。今回は宮大工の方とのミーティングを行い、日本の若手芸術家、そして一般参加者と共に、地域の素材を使った遊び心に満ちた大規模な空間展示を行います。

E-15 P160 ミヒャエル・ボイトラー(ジョイ・センターの客)
常陸大宮市旧ゲームセンター:常陸大宮市石沢1818