回廊の中で:この場所のための4つの虹(高松良一撮影)
日立駅は広く海が見え、建物のイメージもガラス張りの美しい駅です。
その日立駅のいつも通いなれている、無色透明あるいは白いイメージのコンコースの壁が何色かの明るい色に変わっていて新鮮な感動を与えてくれます。コンコースの内部から外を見ると、色は全くの透明ではなく列車など外の風景が少しかすんで見えます。半透明の板かシートを張り付けたのだと思います。
元の日立駅の設計思想をあまり崩すことなく、それを活かしてデザインしたことは素晴らしいと思います。
私が行ったときは、午後で少し曇っていたので、添付の写真のようになりましたが、晴れて太陽の光が強い場合はまたちょっと違う印象になるかもしれません。
作者はダニエル・ビュレンというフランスの作家で、1956年から彼の作風である8.7センチのストライプを作品に用いるとインターネットに書いてありますが、日立駅の場合はプレーンなデザインであり、日立駅の場合はその方が合っていると思いました。(鑑賞記・写真:高松 良一)
回廊の中で:この場所のための4つの虹(高松良一撮影)

ダニエル・ビュレン「回廊の中で:この場所のための4つの虹」
フランス生まれ、在住。世界を舞台に活躍する現代を代表する画家であり、コンセプチャルアーティスト。2007年、高松宮妃殿下記念世界文化賞受賞。
建築家の妹島和代がデザインした日立駅のガラスの壁面が虹色のカッティングシートで覆い尽くされています。
色とりどりの外光が、慣れ親しんだ日立駅をダイナミックな空間に変えていきます。
県北芸術祭の玄関口・日立駅から海と山をめぐるアートの旅が始まります。

回廊の中で:この場所のための4つの虹(ブログ管理者撮影)
A-11 P63 ダニエル・ビュレン(回廊の中で:この場所のための4つの虹)
JR常磐線日立駅